国際的スポーツの祭典まであと400日という2019年6月20日、とあるスペシャルプロジェクトが発表された。2020年夏、四代目・市川猿之助主演による『スーパー歌舞伎 II(セカンド) ヤマトタケル』を、IHIステージアラウンド東京で上演するというものだ。
現代に生きる歌舞伎の創造に積極的に取り組み、近年では大成功をおさめた『スーパー歌舞伎 II ワンピース』に主演・演出した市川猿之助と360°回転する客席を舞台が取り囲むという、世界に2つしかない斬新なシステムを持つ劇場・IHIステージアラウンド東京が出会った。TBSと松竹の提携によるこのビッグプロジェクトが、市川猿之助の演出によってどのような新しい世界を見せてくれるのか、今から期待が高まるニュースだ。
会場となるIHIステージアラウンド東京で行われた記者発表では、初めに主催者のTBS、製作者の松竹、そして主演・演出の市川猿之助から本作にかける思いが語られた。